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笠間陶芸大賞宣言 伝統も、オブジェも、食器も、みなアート

笠間の、茨城の、そして日本、世界の陶芸制作者のみなさん。笠間陶芸大賞展を開催致します。

この展覧会は二部制で行われます。第一部は従来の公募展と変わりません。伝統工芸、オブジェ、「生活の器・食器」など、ジャンルを問わず、あらゆる形の陶磁器の出品をお願い致します。第二部は「生活の器・食器」制作者の指名コンペです。

これまでの公募展では「生活の器・食器」はほとんど出品されてきませんでした。これは鑑賞的な陶器はアートで、日常食器はアートではない、という風評が原因の一つであろうかと思われます。これはおかしなことです。制作者が自分の個性的な形を表したもの、それが現代のアートです。どんな形かということは関係がないのです。
「生活の器・食器」造りを主な仕事とされている方たちはコンペの類にはほとんど全くといってよいほど関心をお持ちではありません。また美術館で作品が所蔵されることにも関心のない方が多いと思います。

本当にそれでよいのでしょうか。みなさんが60代、70代になられたときに、こんなことになりませんか?
「なにをなさってましたか?」
「陶器を作ってました。」
「どんな陶器ですか?」
「画像くらいはありますが、実物は今どうなってるかわかりません。」
これではあまりに淋しいのではないでしょうか。

私は、日本の文化の重要な一翼を担っている「生活の器・食器」の節目節目の作品を美術館で所蔵し、陶芸文化、日本文化の記録として遺していきたいと思っています。

それともう一つ。「生活の器・食器」を長年見つめてこられたスペシャリストのみなさんに作品を選んでいただき、それを顕彰したいと思います。

このコンペで選ばれた作品、美術館で所蔵された作品。これらを積み重ね、時代の「生活の器・食器」文化として遺していきたいと思います。

「生活の器・食器」制作者のみなさん!!
第一部の公募部門はこれからです。是非、たくさん出品していただくようにお願い致します。そして伝統工芸、創作的工芸、オブジェ、人間・昆虫・海洋生物のフィギュアなど、ありとあらゆる作品を出品してください。
私たちは全知・全力を挙げ、現代に通ずる、あるいは現代を超えていく作品を選択し、時代の文化として遺していきたいと思います。

笠間陶芸大賞展実行委員会委員長
茨城県陶芸美術館長
金子 賢治

笠間陶芸大賞展について

笠間陶芸大賞展は、一部(公募部門)と二部(指名コンペ部門)からなっています。

一部 公募部門

優れた発想と技術による陶芸作品を募集いたします(伝統を踏まえた表現、オブジェ・立体造形、あるいは実用的な和洋の食器など、ジャンルは問いません)。

二部 指名コンペ部門

「生活の器・食器」をテーマに、現代の器シーンに携わるスペシャリストの推薦による30名程度の作家の作品を紹介し、賞の選考を行います。

展覧会の開催

一部(公募部門)の入選・入賞作、二部(指名コンペ部門)の推薦作家の作品を展観いたします。

会期
2020年10月下旬から2021年1月中旬にかけて(予定)
会場
茨城県陶芸美術館
主催
笠間陶芸大賞展実行委員会
茨城県陶芸美術館

一部|公募部門

応募内容

応募資格
どなたでもご応募いただけます。海外在住者の場合は、日本国内在住者を代理人とし、代理人が出品料の納入及び第二次作品審査のための作品の搬入、返却の手続き等を行ってください。
応募点数
一人一点(組作品でも結構です。)

応募方法など詳細は、応募要項を必ずご確認ください。

応募要項ダウンロード

  • 応募要項(PDF 1MB)
  • Application Guidelines(PDF 1MB)
  • 응모 요강(PDF 1MB)
  • 招聘指南(PDF 826KB)
  • 申請指南(PDF 874KB)

賞・賞金

※大賞、準大賞受賞作品は、笠間陶芸大賞展実行委員会に帰属するものとします。

審査員紹介(五十音順、敬称略)

石﨑 泰之
石﨑 泰之

山口県立萩美術館・
浦上記念館副館長

唐澤 昌宏
唐澤 昌宏

東京国立近代美術館
工芸課長

小山 登美夫
小山 登美夫

小山登美夫ギャラリー
代表

寺本 守
寺本 守

陶芸家
茨城工芸会会長

花里 麻理
花里 麻理

茨城県陶芸美術館
学芸課長

藤田 裕一
藤田 裕一

現代美術艸居代表

応募・審査スケジュール

応 募 締 切
2020年5月15日(金)必着
第一次画像審査
2020年5月下旬
第二次作品審査
2020年6月下旬
展  覧  会
2020年10月下旬~
2021年1月中旬(予定)

応募先・問い合わせ先

  • 茨城県陶芸美術館内
  • 笠間陶芸大賞展実行委員会係
  • 〒309-1611
  • 茨城県笠間市笠間2345
  • TEL 0296-70-0011
  • kouboten@tougei.museum.ibk.ed.jp

二部|指名コンペ部門

「生活の器・食器」をテーマに、現代の器シーンに携わるスペシャリストの推薦による30名程度の作家の作品を紹介し、大賞、準大賞、優秀賞、奨励賞の選考を行います。

推薦委員(五十音順、敬称略)

ナガオカケンメイ
ナガオカケンメイ

デザイン活動家、
D&DEPARTMENT
ディレクター

新里 明士
新里 明士

陶芸家

額賀 章夫
額賀 章夫

陶芸家

広瀬 一郎
広瀬 一郎

桃居店主

松本 武明
松本 武明

ギャラリー
うつわノート店主

出品作家

  • 安藤雅信(岐阜県)
  • 五十嵐瞳(富山県)
  • 伊藤雅風(愛知県)
  • 伊藤環(岡山県)
  • 稲吉善光(茨城県)
  • 岩崎龍二(大阪府)
  • 打田翠(岐阜県)
  • 大江憲一(岐阜県)
  • 小堤晶子(茨城県)
  • 小野哲平(高知県)
  • 熊谷幸治(山梨県)
  • 小林東洋(茨城県)
  • 鈴木環(茨城県)
  • 鈴木稔(栃木県)
  • 田淵太郎(香川県)
  • 田村文宏(愛知県)
  • 陶工房斿(岡山県)
  • JAPAN CRAFT SAKE COMPANY
    (東京都)
  • 西川聡(神奈川県)
  • 野口悦士(鹿児島県)
  • 服部竜也(岐阜県)
  • 松永圭太(岐阜県)
  • 丸直製陶所(岐阜県)
  • 森正洋デザイン・白山陶器製作(佐賀県)
  • 森岡成好(和歌山県)
  • 柳井友一(石川県)
  • 山田洋次(滋賀県)
  • 山野辺彩(栃木県)
  • 山本亮平(佐賀県)
  • 横山拓也(岐阜県)
  • 敬称略 五十音順

出品点数

各10件程度。

賞選考

2020年6月下旬
選考委員は、上記の推薦委員5名と茨城県陶芸美術館長、金子賢治が務めます。