親子で楽しむ「やきもの植物園」土から生まれた草・木・花
展覧会案内
会期:平成27年7月18日(土曜日)~9月6日(日曜日)茨城県陶芸美術館では、夏休み中の子どもたちに陶芸作品に親しんでもらうため、昨年度より「親子で楽しむ」というコンセプトの展覧会を開催しています。2回目となる本年は、「やきもの植物園」として、植物をモチーフにした陶芸作品を展示します。
植物は、その美しさや季節ごとの風情が好まれ、皿や壺といったうつわの伝統的な絵柄に多く用いられてきました。また、現代作家の陶の造形表現には、植物のもつ生命感や魅力的なフォルムから影響を受けた作品も数多くみられます。
本展では、植物を題材にした、さまざまな技法と表現を用いた75点の作品を、植物の姿を描く、彫るなどしてうつわの表面にあらわしたものと、作品の「形」そのものに反映させたものの、2つの章により紹介します。植物のイメージが、陶芸ならではの表現や質感とどう結び付けられているか、またそれらはどのように作られたのかなどについて紹介し、植物をモチーフにした陶芸作品の魅力に迫ります。
会期中には当館で「全国こども陶芸展」が開催されます。併せて開催中の「新収蔵品展」にも、来館した子どもたちが足を運んで楽しめるような“しかけ”を設け、全館挙げてのサマーイベントを展開いたします。
会期 | 平成27年7月18日(土曜日)~9月6日(日曜日) |
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会場 | 茨城県陶芸美術館 企画展示室 |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし7月20日(月・祝)は開館、21日(火曜日)休館) |
主催 | 茨城県陶芸美術館 |
協賛 | 筑波銀行 |
観覧料 | 一般310(260)円/高大生260(210)円/小中生150(120)円 ※( )内は、20名以上の団体料金。 ※満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 ※7/18、8/29、9/5の土曜日は高校生以下無料。 |
主な作品
板谷波山「彩磁八ツ手葉文鉢」
大正初期 茨城県陶芸美術館所蔵
北大路魯山人「雲錦手大鉢」
1940年代 茨城県陶芸美術館寄託
富本憲吉「色絵金銀彩菱四弁花蓋付飾壺」
1962年 茨城県陶芸美術館所蔵
近藤悠三「柘榴染付皿」
1978年 茨城県陶芸美術館寄託
原 清「鈞窯輪花鉢」
1990年 茨城県陶芸美術館所蔵
原 清「翠磁瓢形刻文花瓶」
1993年 茨城県陶芸美術館所蔵
久米みどり「墨色古代花」
2011年 茨城県陶芸美術館所蔵
神田樹里「志向」
2014年 茨城県陶芸美術館寄託
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅~友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
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掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月30日