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トップ展覧会令和7年度テーマ展> テーマ展「関彰商事コレクション 近代数寄者の書と絵画 原三溪・松永耳庵・益田鈍翁の美意識」

テーマ展「関彰商事コレクション 近代数寄者の書と絵画 原三溪・松永耳庵・益田鈍翁の美意識」

チラシ(オモテ)チラシ(ウラ)

 

展覧会案内

会期:2025年9月5日(金曜日)~11月3日(月曜日・祝日)

明治から昭和にかけての著名な実業家である原三溪、松永耳庵、益田鈍翁は、近代の日本経済を牽引した存在です。貴重な美術品や茶道具の蒐集家としても知られ、近代の茶の湯の文化の形成においても多大な功績を残しました。自らも書画を嗜み、豪放で大胆、時に大らかで品格のあるその作風からは、偉大な実業人の胆力や、美術文化への敬愛の念が感じられます。稀代の数寄者3名の貴重な書画作品49点(前期25点、後期24点)を通して、その美意識に迫ります。

 

テーマ展

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提供:三溪園

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原三溪(はら さんけい)

(原富太郎 1868~1939)

松永耳庵(まつなが じあん)

(松永安左ヱ門 1875~1971)

益田鈍翁(ますだ どんのう )

(益田孝 1848~1938)

岐阜出身。横浜の豪商・原家の婿養子となり、富岡製糸場の運営、横浜興信銀行(横浜銀行)の頭取など業績多数。5000点に及ぶ美術品を収集し、中には後に国宝や重要文化財となった作品を多数含む。横山大観・下村観山などの制作を援助。自邸に造成した三溪園に京都や鎌倉の古建築を移築し広く公開した。 長崎(壱岐)出身。戦前の五大電力の一つ東邦電力の社長等を歴任し、戦後は電力事業の再編を推進。「電力の鬼」と言われた。蒐集した美術品は東京国立博物館、福岡市美術館、京都国立博物館などの収蔵品となっている。小田原三茶人(益田鈍翁、野崎幻庵、松永耳庵)の一人に数えられる。 新潟(佐渡)出身。三井財閥を支え、世界初の総合商社、三井物産の創立に関わる(初代社長)。中外物価新報(日本経済新聞の前身)を創刊する。明治の西洋文明の移入が盛んな時期に日本美術を見つめ、仏教美術などの名品を蒐集し海外流出を防ぐとともに、茶事にも取り入れ、近代茶の湯を牽引した。

 

テーマ展

関彰商事コレクション  近代数寄者の書と絵画  原三溪・松永耳庵・益田鈍翁の美意識

会期

2025年9月5日(金曜日)~11月3日(月曜日・祝日)

  • 前期:9月5日(金曜日)~10月5日(日曜日)
  • 後期:10月7日(火曜日)~11月3日(月曜日・祝日)

※前期と後期で作品は全点、展示替になります。

会場 茨城県陶芸美術館 2階 第2展示室
開館時間 9:30~17:00(入場は16:30まで)
休館日

毎週月曜日(ただし、9月15日、10月13日、11月3日は開館)

9月16日(火曜日)、10月14日(火曜日)

主催

茨城県陶芸美術館

特別協力・協賛 関彰商事株式会社
観覧料
  • 一般:360円(290円)
  • 満70歳以上:180円(140円)
  • 高校生等:290円(240円)
  • 小中学生:180円(150円)

※( )内は、20名以上の団体料金。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳または指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方

 および付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。
※土曜日は高校生以下入館無料。

※満70歳以上の方入館無料日:9月15日(月曜日・祝日)、9月17日(水曜日)~9月21日(日曜日)

※9月28日(日曜日)、11月2日(日曜日)は「関彰商事プレゼンツ・デイ(無料の日)」として全ての方が入館無料。

割引制度

茨城県陶芸美術館では各種入館料の割引を実施しております。

※各制度により、必要書類や内容が異なりますのでご注意ください。

入館料割引制度について詳しくはこちらをご覧ください。

pdfチラシはこちら

出品作家・作品

  • 作品
    原三溪
    「白猫」(部分)
    1934年
    絹本着色
    前期展示
  • 作品
    原三溪
    「みみづく」(部分)
    1934年
    紙本墨画
  • 作品
    原三溪
    「白鳩」(部分)
    1931年
    絹本着色
  • 作品
    松永耳庵
    「穆山妓女之図」
    1958年
    紙本墨画
  • 作品
    益田鈍翁
    「清風満地」
    1936年
    紙本墨画
  • 作品
    原三溪筆
    「益田鈍翁宛書簡」
    制作年不詳
    紙本墨書

 

関連行事および会期中のイベント

【関連行事】

【会期中のイベント】

会期中のイベントについてはこちら

話そう・聞こうの日

「話そう・聞こうの日」と題して、全展示室内にて作品についての会話を楽しみながら鑑賞することを推奨しております。ご来館なさったご家族やご友人と、作品について思ったことや考えたことを、楽しく会話しながら鑑賞していただけます。「話そう・聞こうの日」は毎日実施しています。

同時開催の展示

 

アクセス・交通案内

茨城県陶芸美術館
〒309-1611  茨城県笠間市笠間2345番地(笠間芸術の森公園内)
TEL:0296-70-0011

FAX:0296-70-0012

交通
電車

JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)、友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で15分。

もしくは友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。

北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。
常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。
駐車場

笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。

※会期中、芸術の森公園内でイベントがある場合は、駐車場が有料になります。

展覧会をご覧いただく方で、返金対象の駐車場(公園内北、南、東駐車場に限る)をご利用の場合は、美術館受付で返金いたします。

交通のご案内:周遊バスルートマップ


掲載日 令和7年8月1日
アクセス数

カテゴリー

  • テーマ展「関彰商事コレクション 近代数寄者の書と絵画 原三溪・松永耳庵・益田鈍翁の美意識」