企画展「第25回日本陶芸展」関連催事
受賞作家によるワークショップ「シャボン模様のやきものを作ろう」
6月8日(土曜日)企画展の関連催事として、高橋朋子氏(特別賞・茨城県陶芸美術館賞受賞)をお迎えし、受賞作家によるワークショップを開催しました。今回は、呉須(藍色の顔料)のシャボン模様を磁器に写して、オリジナル作品を作りました。
呉須を混ぜたシャボン液にストローで息を吹き込み、ぶくぶく泡を立て、その泡を手ですくい、白磁に写していきました。
高橋先生は、『余白の美しさを考えて泡を写してみましょう』や『泡の気持ちになってみましょう』と参加された皆さん一人一人によりそって丁寧に教えて下さいました。
制作の工程としては、簡単そうですが、呉須入りの藍色のシャボン泡を作るのも、磁器に余白を考えながら、シャボンを写すのもとても難しそうでした。
できあがったオリジナル作品を眺めながら、『もっと作りたいな』と参加者の方から沢山聞かれました。シャボン模様と磁器に真剣に向き合う貴重な時間を過ごすことができたようです。
高橋朋子氏
シャボン模様を写す様子
オリジナルの作品と一緒に
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掲載日 令和3年8月31日
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