テーマ展「新しいうつわ ―笠間と益子―」
展覧会案内
平成29年10月18日(水曜日)から平成30年2月18日(日曜日)関東を代表する陶芸産地として知られる茨城県の笠間と栃木県の益子は、約200年前に信楽から来た陶工の技術を得てその歴史をスタートし、それぞれの藩の保護や奨励を受け、全国的に有名な陶芸の産地として成長ました。戦後になると、人々の生活様式は大きく変わりやきものの需要が激減したため、窯元はそれまでにない危機に陥りました。そこで両産地は、新しい生活様式にあったやきものづくりへの転換や陶芸家の養成に力を入れることで、陶芸産地としての新たな方向性を探りました。そして現在では、陶芸家が生活しやすい環境となった両産地に全国から陶芸を志す人々が集まり、多くの個人作家が活躍するようになりました。
現在の笠間と益子の陶芸産地としての特色は、個人作家の活動が活発で、国内外で注目される新しいスタイルのうつわが数多く生み出されていることです。本展では、笠間と益子を活動の拠点とする12名の作家の作品により、自由な作陶活動を育む両産地の魅力と、作家の個性や現代の感覚が取り入れられた「新しいうつわ」の魅力を紹介します。

テーマ展「新しいうつわ ―笠間と益子―」は、すべての作品を撮影できます!
このテーマ展は、会場内全ての展示作品を撮影することができます。ご来館の記念に、また、SNS(ツイッターやフェイスブック)を通して、多くの人に作品の魅力や会場の様子を発信していただくなど、ご活用いただきたいと思います。ぜひ、自分だけのベストショットをお探しください!
植竹 敏 UETAKE Satoshi
左:鉄釉しのぎコーヒーカップ&ソーサー(2017)
右:糠白しのぎポット(2017)
沖 誠 OKI Makoto
燻し銀彩鉢(2017)
桑原 哲夫 KUWABARA Tetsuo
ヒワ青磁横手急須(2014)
桑原 典子 KUWABARA Noriko
マグカップ(2017)
島崎 小乙里 SHIMAZAKI Saori
青で染めるうつわ(2017)
高見沢 美穂 TAKAMIZAWA Miho
まんまるマグカップ(2017)
原陶工房 HARA Toukoubou
のっぽシリーズ(2017)
本田 あつみ HONDA Atsumi
ドイリー大鉢(2017)
石川 若彦 ISHIKAWA Wakahiko
POT&CUP(2017)
伊藤 剛俊 ITO Taketoshi
皿(2016)
えき のり子 EKI Noriko
ティーポット(2017)
渡辺 キエ WATANABE Kie
小皿・小鉢(2017)
期間・会場 | 平成29年10月18日(水曜日)から平成30年2月18日(日曜日) 第2展示室 |
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開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、月曜が祝日の場合は開館し、翌日休館) 年末年始 12/29~1/1 11月13日(月曜日)は無料開館 |
観覧料 | 一般310[260]円/高大生260[210]円/小中生150[120]円 ※[ ]内は、20名以上の団体料金。 ※満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料、冬季休業期間をのぞく土曜日は高校生以下無料。 |
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)友部駅から「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |

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掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月26日