企画展「人間国宝 松井康成と原清展」関連催事
ワークショップ「体験!人間国宝の技 ”抜き絵”に挑戦しよう」
12月5日(土曜日) 県陶芸美術館にて企画展「人間国宝 松井康成と原清展」の関連催事として、『人間国宝 原清の技の“抜き絵技法”』を用いて陶器のお皿に模様を描くワークショップを開催しました。このワークショップは、人間国宝の技を体験してもらう目的で開催しました。
制作の工程としては、『グラスペイント』という色つきのボンドのような液でお皿に好きな絵を描きます。グラスペイントの液が乾いたら、陶器用の絵の具で色や模様をつけます。絵の具が乾いたらグラスペイントで描いた絵の部分を剥がします。完全に絵の具が乾いたら、家庭用のオーブンで30分~40分焼いて完成です。当日は、オーブンで焼く前までの制作を行い、作品をお持ち帰りいただきました。
ボンドのような液体でお皿に絵を描く工程が難しかったようですが、参加者からは、「とても楽しい時間を過ごせた」「ワークショップをもっと増やして欲しい」「練習できたので慌てずに制作できた」と感想をいただきました。
講師を務めた岩井主任学芸主事からは、「原清氏の技を知ってもらえる機会を設けられてよかった。今回のワークショップは子どもから大人まで楽しめる内容です。100円ショップ等で簡単にそろえられる材料が多いので、ご自宅でも是非チャレンジしてみてください。」と話していました。
試作品を見せる岩井主任学芸主事
グラスペイントで描いた馬の絵
陶器用の絵の具で色つけ
講師による試作品
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掲載日 令和3年8月31日
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