このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS
トップイベントレポート令和3年度アーティストトーク> 笠間陶芸大賞展関連催事「山野辺彩×額賀章夫クロストーク」

笠間陶芸大賞展関連催事「山野辺彩×額賀章夫クロストーク」

二部指名コンペ部門 山野辺彩(準大賞作家)×額賀章夫(推薦委員)クロストーク

10月31日(日曜日)13:30より笠間陶芸大賞展二部指名コンペ部門準大賞作家の山野辺彩氏と推薦委員の額賀章夫氏によるクロストークが開催されました。当日は人気作家である山野辺氏の話を聞こうと遠方から熱心なファンの方もいらっしゃいました。

トークは、名村学芸員の質問から始まり様々な方向へ展開していきました。
陶器に描かれている繊細な花の模様についてや陶芸作家になったきっかけ、絵付けにかかる時間、友人との楽しい時間、大学時代のことなど、作陶に対する考えやこれからの展望などをお話しくださいました。山野辺氏は今後の作陶活動について、他の作家と共同で作品を考えたり、図案を調べたりしながら、自由に楽しんでやっていきたいと話されていました。
(写真:左から名村学芸員・山野辺氏・額賀氏)
DSC_0070

二部の推薦委員の額賀氏は、二部指名コンペ部門の賞選考時の山野辺氏の作品について、
「プレーンな作品が多かった中で、山野辺さんの絵付けの作品に注目が集まった。生活の器は、お客様に渡ってしまうと目の前から無くなり、流れていってしまうが、今回このような形で美術館にアーカイブされて、色々な方に見ていただける機会になった。」として、幅広い作品を紹介しようという笠間陶芸大賞展の主旨からも意味があったと話されていました。
  • IMG_1725
  • IMG_1729
山野辺氏は、大賞展について、
「賞をいただけると聞き、嬉しかった。自分がすきでつくっていたものを褒められ、遺してもらえて大変よかった。」と感想を話してくださいました。

様々なご質問に快く答えてくださり、山野辺氏や作品に新たな魅力を発見できた貴重な時間となりました。
 

掲載日 令和3年11月2日 更新日 令和4年3月3日
アクセス数