テーマ展「没後20年 松井康成特集」
会期:令和5年6月21日(水曜日)~令和5年7月17日(月曜日・祝)
展覧会案内
2023年は、茨城県を代表する陶芸家のひとり、松井康成(1927-2003)の没後20年にあたります。松井は、土と土を組み合わせて模様をつくる「練上手」の可能性を飛躍的に高め、多様な表現を拓いたパイオニアです。1993年にはその功績が認められ、練上手の技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されています。
本展覧会では、当館が所蔵する作品のなかから、約20点を選び創作の一端をご紹介いたします。練上を応用して独自に編み出した「嘯裂」「象裂」「萃瓷」「玻璃光」などの技法を駆使した作品から、新しい試みに果敢に挑んでいった松井の飽くなき探求心・好奇心をご覧ください。
会期 | 令和5年6月21日(水曜日)~令和5年7月17日(月曜日・祝) |
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会場 | 茨城県陶芸美術館2階 第2展示室 |
開館時間 |
午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし、7月17日(月曜日・祝)は開館) |
主催 | 茨城県陶芸美術館 |
観覧料 |
一般320(260)円/満70歳以上160(130)円/高大生260(210)円/小中生160(130)円 及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 ※夏期休業期間を除く土曜日は高校生以下無料。 ※企画展会期中は、企画展覧会券にて、本展もご覧いただけます。 |
主な作品
練上嘯裂文大壺「西蔵」 1978年
当館蔵
練上玻璃光壺「涅槃」 2000年
当館蔵
練上嘯裂文大壺「風船」 1981年
当館蔵
クレイ画「パガン印象」 1995年
当館蔵
晴白練上陶筥 1989年
当館蔵
萃瓷練上香炉 1991年
当館蔵
関連イベント
ギャラリートーク【※終了いたしました】
担当学芸員が展覧会をご案内いたします。
日時 | 7月15日(土曜日)午後1時30分~午後2時00分 |
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会場 | 茨城県陶芸美術館2階 第2展示室 |
参加費 | 無料(要テーマ展観覧料) |
予約 | 予約不要 |
話そう・聞こうの日
毎週土曜日を「話そう・聞こうの日」と題して、全展示室内にて作品についての会話を楽しみながら鑑賞することを推奨しております。ご来館なさったご家族やご友人と、作品について思ったことや考えたことを、楽しく会話しながら鑑賞していただけます。
同時開催企画展
- 「未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展」7月8日(土曜日)~8月27日(日曜日)
※企画展会期中は、企画展覧会券にて、本展もご覧いただけます。
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)友部駅から「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で15分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 |
笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
茨城県陶芸美術館デジタルアーカイブ
茨城県陶芸美術館デジタルアーカイブでは、当館所蔵の松井康成の作品を含め、様々な作品をご覧いただけます。