コレクション展 「やきもの妖怪、参上!」
展覧会案内
会期:平成26年8月1日(金曜日)~8月31日(日曜日)日本には年月を経た道具類が「つくも神」のような妖怪となるという民間信仰があり、現在でも針供養のような形で受け継がれています。 また室町時代の「百鬼夜行絵巻」(大徳寺真珠庵蔵、重要文化財)をはじめ道具類の妖怪がいきいきと描かれた絵画も数多く残っており、人々が古くから道具に魂を見いだしていたことが知られています。
やきものも、もとは生活の道具として作られました。現代でも子どもたちにとってまず思いつくのは、毎日の食卓で使っているお皿やお茶碗などでしょう。しかし明治時代以降は、道具としてのやきものだけでなく、鑑賞を目的としたやきものも数多く作られてきました。
本展は当館所蔵品および寄託作品から30 点を展示し、作品自身が「やきもの妖怪」としてしゃべっているかのように親しみやすく紹介しますので、是非親子でお楽しみ下さい。
小さいお子さんも楽しめるよう、完成してびっくりの「やきもの妖怪スタンプラリー」も実施します。
主な作品
第1章
十二代 三輪 休雪
日蝕 1977
小松 誠
クリンクルシリーズ、スーパーバッグ(SK-2) 1975
初代 宮川 香山
色絵金彩猫図鼠高浮彫花瓶 19世紀後期
安原 喜孝
印刻文「施律」 1983
兼田 昌尚
陶'09 - 3 2009
第2章
富本 憲吉
色絵金銀彩菱四弁花蓋付飾壺 1962
荒川 豊藏
瀬戸黒茶わん 銘 黒尉 1970-1974年頃
※「わん」は土へんに完
期間 | 平成26年8月1日(金曜日)~8月31日(日曜日)(27日間) |
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会場 | 茨城県陶芸美術館 地階企画展示室(企画展示室の前半半室) |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日 |
主催 | 茨城県陶芸美術館 |
観覧料 | 一般310[260]円/高大生260[210]円/小中生150[120]円 ※[ ]内は、20名以上の団体料金。 ※満70歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 |
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅~友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月27日