展覧会案内

会期：2019年7月20日（土曜日）～8月25日（日曜日）


 

大人から子どもまで幅広く楽しめる展覧会

茨城県陶芸美術館では、幅広い年齢層の方々に陶芸作品に親しんでもらうため、平成24年度より「大人も子どもも楽しめる」というコンセプトの展覧会を開催しています。5回目となる本年は、当館のコレクションを中心に、「かわいい」作品、「カッコいい」作品を選りすぐって紹介します。
絵画や彫刻に比べて、陶芸作品は見方がわからず難しく感じられるかもしれません。しかし、可塑性に富んだ土で自在に成形され、多様な色や質感の釉薬をまとった陶磁器の世界は、驚くほど豊かで魅力にみちたものです。そこで、本展では「かわいい」「カッコいい」といった印象を切り口にして、色、模様、大きさ、形といった視点で陶磁器の世界をご案内いたします。その範囲は、ポップな模様やシャープなかたちの器から、迫力満点の巨大なオブジェにまで多岐にわたります。かわいくてカッコいい、個性豊かな作品たちの競演をぜひお楽しみください。
会期中には、当館で「全国こども陶芸展inかさま」が開催されます。さらに、茶会やワークショップ、ギャラリートークといった関連イベントを開催したり、作品の自由な見方を提案するセルフガイドを配布したりと、全館挙げてのサマーイベントを展開します。
 

展示

会期	2019年7月20日（土曜日）～8月25日（日曜日）
会場	茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室
開館時間	午前9時30分から午後5時(入場は午後4時30分まで)
休館日	月曜日(ただし、8月12日は開館)
主催	茨城県陶芸美術館
協賛	筑波銀行
特別協力	茨城県立笠間陶芸大学校
観覧料	一般310(260)円／満70歳以上150(130)円／高大生260(210)円／小中生150(120)円 ※(   )内は、20名以上の団体料金。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。

 

主な作品

• 
  滋賀県立信楽窯業試験場・八木一夫デザイン「寅」
  1961年 当館蔵
• 
  原 清「淡翠釉仔犬浮文陶筥」
  1998年 当館蔵
• 
  水元かよこ「うさみみPOP」
  2016年 当館蔵
• 
  中田博士「cera debris」
  2006年 当館蔵
• 
  三代徳田八十吉 燿彩鉢「黎明」
  1999年 当館蔵
• 
  ルーシー・リー「茶釉手付注器」
  1955年頃 当館蔵
  Estate of the Artist

 

交通案内

交通

電車	JR常磐線で上野駅から友部駅（特急70分）友部駅から 「かさま観光周遊バス」（料金100円、定員36名）で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅（9分）下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。
車	北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。
駐車場	笠間芸術の森公園北駐車場（300台）をご利用ください。