筑波大学所蔵 石井コレクション 東洋陶磁の華 -明・清・朝鮮・有田を中心に
展覧会案内
会期:平成23年4月28日(木曜日)~6月19日(日曜日)筑波大学所蔵石井コレクションの陶磁器約100点を紹介する展覧会。中国の宮廷のために焼かれた景徳鎮官窯の磁器や、古染付、呉須赤絵の民窯作品、朝鮮の白磁や粉青沙器、日本の古九谷や柿右衛門など、多彩な東洋陶磁の世界を紹介いたします。
石井コレクションとは、株式会社図書館流通センター代表取締役会長石井昭氏から筑波大学に寄贈された絵画や陶磁器からなるコレクションです。本展では、その中から陶磁器を中心に約100点の作品を紹介します。
石井コレクションの陶磁器類は、12~19世紀までの中国や朝鮮、江戸~近代日本の陶磁器から成り立っています。そのなかには、17世紀中国の明時代に漳州窯でつくられた五彩をはじめ、明~清代に皇帝や宮廷向けにつくられた景徳鎮官窯の磁器や景徳鎮民窯で焼かれた古染付、朝鮮の白磁や粉青沙器、日本の古九谷や柿右衛門など、日本人に古くから愛され続けている作品が数多く見られます。
筑波大学に寄贈された貴重な美術品を展示・公開する機会となる本展は、筑波大学で芸術を学ぶ学生と美術館との協力連携によって東洋陶磁の魅力を紹介する試みです。
青花唐草文管耳瓶
清・乾隆年間(1736-1795)
「大清乾隆年製」銘
五彩双龍花卉文盤
明時代 17世紀 漳州窯
夾彩蓮弁唐草文合子
清・乾隆年間(18世紀) 景徳鎮窯
青磁象嵌蓮百合文梅瓶
朝鮮時代 15世紀
白磁祭器
朝鮮時代 18-19世紀
色絵龍虎文輪花皿
江戸時代 17世紀
色絵牡丹文大皿
江戸時代 17世紀 有田
期間 | 平成23年4月28日(木曜日)~6月19日(日曜日) |
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主催 | 茨城県陶芸美術館 |
後援 | 茨城新聞社 |
協力 | 国立大学法人 筑波大学 |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日 ただし、5月2日(月曜日)は開館。 |
観覧料 | 一般700[550]円/高大生500[400]円/小中生250[200]円 ※[ ]内は20名以上の団体料金。満70歳以上の方、障害者手帳・療育手帳をお持ちの方 及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。夏季休業期間を除く土曜日は 高校生以下無料。 |
交通案内
電車 | JR常磐線で上野~友部駅(特急70分)友部駅から「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分 友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分、常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
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掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月27日