第21回 日本陶芸展
展覧会案内
C-1(CERAMIC GRAND PRIX)日本陶芸界の実力日本一を決める!会期:平成23年7月9日(土曜日)~9月4日(日曜日)
日本陶芸展は実力日本一の陶芸作家を選定することを目指して、1971年から隔年で開催されてきました。第21回を迎える本展は、公募作品から選ばれた135点に招待作品13点を加えた148点を紹介します。
大賞・桂宮賜杯
「彩刻磁鉢“瀝瀝”」(第1部)
石橋裕史(京都府)
今回で第21回を迎える日本陶芸展は、1971年に創設され、隔年のビエンナーレ方式で開催されてきました。会派や団体にとらわれない実力日本一の陶芸作家を選定することを謳って設立され、歴代の大賞受賞者から松井康成など重要無形文化財保持者(人間国宝)として活躍した作家を輩出してきました。当時の審査員には川端康成、白洲正子といった著名人も名を連ねていました。
本展覧会は、公募部門と招待部門で構成されています。公募部門は伝統部門(伝統を踏まえた創作作品)、自由造形部門(用途にとらわれない自由な造形による作品)、実用部門(民芸・クラフト・プロダクトなど用途を持つあらゆる実用的な陶磁器)の3部門に分かれ、今回は725点の公募作品から135点が選ばれました。大賞・桂宮賜杯受賞者の石橋裕史氏(京都府)は、第17回展(2003年)に次ぐ2度目の大賞受賞という本展初の快挙を成し遂げました。特別賞である茨城県陶芸美術館賞は、室伏英治氏(静岡県)が受賞しました。招待部門では、重要無形文化財保持者(人間国宝)鈴木蔵氏の作品を含む13点を展示し、合計148点により現代日本陶芸の最高水準を示す力作を紹介いたします。
準大賞・日本陶芸展賞
「彩土器」(第2部)
五味謙二(岐阜県)
優秀作品賞・文部科学大臣賞
「糸抜き波状紋大鉢」(第1部)
三崎哲郎(千葉県)
特別賞・茨城県陶芸美術館賞
『Nerikomi Porcelain
「モノクローム・エフェクト」』(第1部)
室伏英治(静岡県)
期間 | 平成23年7月9日(土曜日)~9月4日(日曜日) |
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主催 | 茨城県陶芸美術館・毎日新聞社 |
後援 | 文化庁・NHK水戸放送局・茨城新聞社 |
特別協賛 | TOTO |
協力 | シンリュウ |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日ただし、7月18日(月・祝)は開館、翌19日(火曜日)は休館。 |
観覧料 | 一般700[550]円/高大生500[400]円/小中生250[200]円 ※[ ]内は20名以上の団体料金。 ※満70歳以上の方、障害者手帳・療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 ※夏季休業期間を除く土曜日は高校生以下無料。 |
交通案内
電車 | JR常磐線で上野~友部駅(特急70分)友部駅から「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分、常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
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掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月27日