企画展「いきもの狂騒曲 -陶芸フィギュアの現在-」
展覧会案内
会期:2019年9月7日(土曜日)~11月24日(日曜日)これまでに類を見ない、陶芸フィギュアの展覧会
日本において、人や動物などいきものをモチーフにした陶芸作品は、さまざまな時代に祈りや愛玩の対象としてつくられ続けてきました。そして、2000年頃になると、陶芸の世界に新しいスタイルの表現が次々と現れ始める中、人や動物などのいきものを題材とした「フィギュア」と称すべき作品が登場しました。作家自身が愛着や興味のあるいきものをモチーフに選び、モチーフが持つ魅力と陶芸ならではの表現の魅力とを、いかに融合させるかという課題に真正面から向き合うことで生まれた陶芸フィギュアは、単純なリアルさや可愛らしさだけではない強烈な存在感を放っています。
本展では、陶芸作家17名に、ガラス、革工芸、金工の作家4名を加えた、21名の作品により、現在盛り上がりを見せている、陶芸におけるフィギュアの魅力を紹介します。
会期 | 2019年9月7日(土曜日)~11月24日(日曜日) |
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会場 | 茨城県陶芸美術館 地下1階企画展示室及び2階第2展示室 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし、9月16日(祝)、9月23日(祝)、 10月14日(祝)、11月4日(振休)は開館)、 9月24日(火曜日)、10月15日(火曜日) |
主催 | 茨城県陶芸美術館 |
観覧料 | 一般720(570)円/満70歳以上360(280)円/高大生510(410)円/小中生260(210)円 ※( )内は、20名以上の団体料金。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 ※11月13日(水曜日)県民の日は入場無料。 |
主な作品
堀貴春 「White Trichogomphus(トリコゴムフ)」
2018年 個人蔵
今井完眞 「シーラカンス」
2018年 個人蔵
北郷江 「壷の中」
2016年 当館蔵
吉島信広 「白黒招き」
2018年 個人蔵
撮影:Shinichiro Matsubara
©Nobuhiro Yoshijima
奥村巴菜 「ゾウムシ様」
2015年 個人蔵
田崎太郎 「大猫神」
2019年 個人蔵
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
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掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月27日