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特別展「PUNK 工芸-魂の救済」

展覧会案内

会期:平成29年4月15日(土曜日)~5月28日(日曜日)
 
  • PUNK 工芸-魂の救済
    会期:平成29年4月15日(土曜日)~5月28日(日曜日)
  • PUNK 工芸-魂の救済
 
平成28年、富山市の樂翠亭美術館において、現代工芸を代表する気鋭の作家による展覧会「PUNK 工芸-魂の救済」(平成28年9月17日(土曜日)~12月6日(火曜日))が開催されました。本展は、そこで展示された作品を一部入れ替える等して、改めてご紹介するものです。
PUNK(パンク)とは、1970年代に生まれたパンク・ロックを中心に発生したサブカルチャーのことで、パンク・ロックの流行と共に、反骨精神の象徴として世界的に広がりました。現在では、反体制的な姿勢そのものをパンクと呼ぶ場合もあります。本展におけるパンクという言葉には、反骨精神を表す一方、現代社会にむけた一種の「起爆剤」としての希望も込められています。今の時代を生き抜く強い力を持つ作家たちが、既成概念にとらわれることなく斬新で尖鋭的な作品を呈示して、“新しい工芸”を生み出そうとする姿勢は、まさにパンクと言えるでしょう。確かな技術を持つ彼らが生み出す作品は、現代における工芸の可能性を広げていると言っても過言ではありません。
本展では、陶芸の伝統的な産地である岐阜県美濃地方で活動する加藤委、若尾経、伊藤秀人、加藤亮太郎、大江憲一、川端健太郎、新里明士、桑田卓郎らの陶芸家たちに、輪島塗の産地である石川県輪島市の漆芸家・角好司と、生まれ育った北海道の雄大な自然を背景に制作を行う金工作家・武田享恵を加えた10名により、進化し続ける現代工芸の魅力を紹介します。
 
展示
会期 平成29年4月15日(土曜日)~5月28日(日曜日)
会場 茨城県陶芸美術館 地階企画展示室
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(ただし、5月1日(月曜日)は開館)
主催 茨城県陶芸美術館
協力 樂翠亭美術館
観覧料 一般310(260)円/高大生260(210)円/小中生150(120)円
※(   )内は、20名以上の団体料金。
※満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。
※土曜日は高校生以下無料。
 

主な作品

  • 武田享恵「tin」2014年
    武田享恵「tin」2014年
    撮影:金谷智昭
  • 加藤委「サンカクノココロ」2010~15年
    加藤委「サンカクノココロ」2010~15年
    撮影:金谷智昭
  • 桑田卓郎  左から「垸」「垸」「花入」
    桑田卓郎 左から「垸」「垸」「花入」2009~16年
    撮影:金谷智昭
  • 伊藤秀人「練彩大鉢」2016年
    伊藤秀人「練彩大鉢」2016 年
    撮影:金谷智昭
  • 大江憲一「群」2016年
    大江憲一「群」2016年
    撮影:金谷智昭
  • 川端健太郎「女(スプーン)」2014年
    川端健太郎「女(スプーン)」2014年
    当館寄託
  • 新里明士「光群」2016年
    新里明士「光群」2016年
    撮影:金谷智昭
  • 若尾経「青瓷俎皿」2013年
    若尾経「青瓷俎皿」2013年
    当館蔵
  • 加藤亮太郎「閾」2016年
    加藤亮太郎「閾」2016年
    撮影:金谷智昭
  • 角好司「蒔絵二段小箱 “真夏の夜の夢”」2011年
    角好司「蒔絵二段小箱 “真夏の夜の夢”」2011年
    撮影:金谷智昭

交通案内

交通
電車 JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。
北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。
常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。
駐車場 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。
※陶炎祭(4/ 29~5/5)期間中は有料となりますが、当館の展覧会をご覧になる方は受付で領収書と引き換えに返金いたします。
交通のご案内:周遊バスルートマップ

掲載日 令和3年7月1日 更新日 令和3年8月27日