このページの本文へ移動
色合い 標準 青 黄 黒
文字サイズ 標準 拡大 縮小
RSS
トップ展覧会平成27年度テーマ展> 人間国宝 原 清 展

人間国宝 原 清 展

展覧会案内

会期:平成28年2月24日(水曜日)~6月26日(日曜日)


鉄釉陶器の新たな表現を切り拓いた人間国宝 原清の展覧会を開催いたします。
原清は、昭和11年(1936)に島根県簸川(ひかわ)郡荘原村(現・斐川(ひかわ)町)に生まれました。少年時代を過ごした出雲は、北前船の寄港地で、江戸時代から有田や唐津の陶磁器が渡ってきた土地でした。登下校の途中に拾った染付の古い陶片の美しさに魅せられ、陶芸の道を志します。昭和30年(1955)、19歳で京都の石黒宗麿に弟子入りし、その1年後に清水卯一に師事。近代の鉄釉陶器を代表する二人の人間国宝のもとで学びました。
昭和33年(1958)、22歳で第5回日本伝統工芸展に初入選の後、同40年(1965)、東京都世田谷区に工房を築いて独立し、同44年(1969)には第16回日本伝統工芸展で日本工芸会会長賞を受賞。失透性の青い釉薬の地に、銅で紫紅色の斑文を発色させる「鈞窯」の技法で評価を高めました。
昭和55年(1980)に埼玉県寄居(ルビ:よりい)町に居を移し、様々な技法を手掛けながらも、「鉄釉」の技法で独自の世界を築いていきます。「鉄釉」とは、釉薬中の鉄分を黒や褐色に発色させる技法ですが、原の作品では、草原を悠々と駆ける馬や、風に揺らぐ草花など、身近な自然の世界を題材に、黒と褐色の二色のシルエットが溶けあうように表現されています。平成17年(2005)、「鉄釉陶器」の技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され、以後今日に至るまで、精力的な創作活動を続けています。
茨城県陶芸美術館では、平成24年度に原氏から自作66点の寄贈を受けました。その前後に収蔵した作品とあわせ、現在当館では70点の原作品を所蔵しています。本展ではその中から48点をご紹介します。原清の代名詞といえる鈞窯と鉄釉のほか、灰釉、黄瀬戸、井戸茶碗、粉引、翠釉、翠磁など、原の尽きぬ探求心と創造の振幅、作陶に通底する柔らかな感性を改めてご覧頂く機会になりましたら幸いです。

人間国宝 原 清 展


 
展示
会期 平成28年2月24日(水曜日)~6月26日(日曜日)
会場 茨城県陶芸美術館 2階 第2展示室
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで)
休館日 月曜日
(ただし3月21日(月曜日・振休)は開館、翌22日(火曜日)は休館。5月2日(月曜日)は開館。)
主催 茨城県陶芸美術館
観覧料 一般310(260)円/高大生260(210)円/小中生150(120)円  
※(   )内は、20名以上の団体料金。
※満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。
※土曜日は高校生以下無料。

主な作品

  • 鉄釉馬文大壺 1989
    鉄釉馬文大壺 1989
  • 鉄釉アラベスク文大鉢 2012
    鉄釉アラベスク文大鉢 2012
  • 鉄釉蟹文大鉢 1987
    鉄釉蟹文大鉢 1987
  • 鈞窯輪花鉢 1990
    鈞窯輪花鉢 1990
  • 黄瀬戸刻文盒子 1984
    黄瀬戸刻文盒子 1984
  • 翠磁刻文香炉 1993
    翠磁刻文香炉 1993
 

交通案内

交通
電車 JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。
北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。
常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。
駐車場 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。
※陶炎祭(4月29日~5月5日)期間中は有料となりますが、当館の展覧会を御覧になる方は、受付で領収書と引換に返金いたします。
交通のご案内:周遊バスルートマップ

掲載日 令和3年7月1日 更新日 令和3年8月30日

カテゴリー