第22回 日本陶芸展
展覧会案内
会期:平成25年7月13日(土曜日)~9月8日(日曜日)今回で第22回を迎える日本陶芸展は、1971年(昭和46)に創設され、隔年のビエンナーレ方式で開催されてきました。会派や団体にとらわれない実力日本一の陶芸作家を選定することを謳って設立され、歴代の大賞受賞者からは松井康成など重要無形文化財保持者(人間国宝)として活躍した作家を輩出してきました。当時の審査員には川端康成、白洲正子といった著名人も名を連ねました。
本展覧会は、公募部門と招待部門で構成されています。公募部門は伝統部門(伝統を踏まえた創作作品)、自由造形部門(用途にとらわれない自由な造形による作品)、実用部門(民芸、クラフト、プロダクトなど用途を持つあらゆる実用的な陶磁器)の3部門に分かれ、今回は662点の応募作品から134点が選ばれました。大賞・桂宮賜杯は加藤清和氏(京都府)、特別賞である茨城県陶芸美術館賞は星野友幸氏(東京都)が受賞しました。招待部門では、重要無形文化財保持者(人間国宝)鈴木藏氏の作品を含む15点、また今回は第1回展優秀作品賞受賞者のゲルト・クナッパーの追悼作品1点を加えた計150点の力作により現代日本陶芸の最高水準を展示紹介いたします。

大賞・桂宮賜杯
「藍三彩1301」
加藤清和
準大賞・日本陶芸展賞
「Rin」
畑石修嗣
優秀作品賞・文部科学大臣賞
「N-FLOWER」
石嶋哲彦
特別賞・茨城県陶芸美術館賞
「練継花器」
星野友幸
優秀作品賞・文部科学大臣賞
「N-FLOWER」
石嶋哲彦
優秀作品賞・文部科学大臣賞
「N-FLOWER」
石嶋哲彦
招待作家(50音順 敬称略)
秋山陽、石橋裕史、今泉今右衛門(第14代)、内田鋼一、隠崎隆一 加藤清之、加藤委、柴田雅章、鈴木藏、武腰潤、西端正、福間?士 前田昭博、前田正博、三原研
「志野茶碗」
鈴木藏
期間 | 平成25年7月13日(土曜日)~9月8日(日曜日) |
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開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日[ただし、7月15日(月曜日・祝)、8月12日(月曜日)は開館、7月16日(火曜日)は休館] |
主催 | 茨城県陶芸美術館、毎日新聞社 |
後援 | 文化庁、朝日新聞水戸総局、茨城新聞社、NHK水戸放送局、笠間市 |
特別協賛 | TOTO |
観覧料 | 一般700[550]円/高大生500[400]円/小中生250[200]円 ※[ ]内は、20名以上の団体料金。 ※夏季休業期間を除く土曜日は高校生以下無料。 ※満70歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 |
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅~友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |

掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月27日