企画展「土イジり」
展覧会案内
令和3年7月17日(土曜日)~9月26日(日曜日)陶磁器の材料である粘土の最大の特長は、可塑性といわれる「ものをカタチづくる」性質です。本展では、「土イジり」をキーワードに、「どろどろ」など、様々に変化する土の状態に着目します。作家それぞれが土という素材に向き合い、どのようにして作品に生かしたか、「ちぎる」「よじる」「切る」「積む」「あぶる」「いぶす」「けずる」「組み上げる」などの観点から、現代陶芸の「カタチ」を紹介します。陶芸を少しでも「分かりやすく楽しめる」ようにパネルや映像機器を用いて、制作の工程を併せて紹介したり、展示室内や館入口前の屋外などに大型作品を展示したりすることで、作者と鑑賞者とがそれぞれに持つ「土」のイメージを共有しながら観覧できるような展示を工夫して紹介します。
また、地元地域の教育機関などと連携しながら、実際の「土イジり」が体験できるような関連行事など、3つのワークショップを開催することで、「土イジり」の、延いては「陶芸」の楽しさ、奥深さを参加者に味わってもらえるような展覧会を目指します。
会期 | 令和3年7月17日(土曜日)~9月26日(日曜日) 63日間開催 |
---|---|
会場 | 茨城県陶芸美術館 地階企画展示室 |
開館時間 | 午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日(ただし8月9日、16日、9月20日は開館)、8月10日(火曜日)、9月21日(火曜日) |
主催 | 茨城県陶芸美術館 |
後援 | 笠間市、茨城新聞社 |
観覧料 | 一般730(580)円/70歳以上360(290)円/高大生520(420)円/小中生260(210)円 ※( )内は、20名以上の団体料金。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳または指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 ※土曜日は高校生以下無料。(ただし、長期休業日に当たるときを除く) ※9月15日(水曜日)~9月20日(月曜日)は満70歳以上の方無料。 |
主な作品
- 佐藤 雅之 水の骨
2006年 当館蔵 - 兼田 昌尚 Work99-11
1999年 当館蔵 - 加藤 委 サンカクノココロ
2013年 当館蔵 - 稲崎 栄利子 木霊
2011年 当館蔵 - 秋山 陽 境界・系I
1998年 当館蔵 - 伊勢﨑 淳 備前黒四方削花入
2003年 当館蔵 - 田中 知美 ある夜の出来事
2014年 当館蔵 - 齋藤 敏寿 archetype91021-93100
2019年 個人蔵
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
---|---|
車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
このコンテンツに関連するキーワード
掲載日 令和3年9月7日
更新日 令和4年1月5日
アクセス数