進行形・女子陶芸II
展覧会案内
平成28年10月19日(水曜日)から平成29年2月19日(日曜日)茨城県陶芸美術館では、昨年度、東日本で活躍している9人の女性作家の近作により、最新の造形表現を紹介するテーマ展示「進行形・女子陶芸」を行いました。本展は、その第2弾として、西日本で活躍している女性陶芸作家を中心に、器からオブジェまで様々な作品を紹介します。
現代陶芸の表現が多様化する中で、女性作家の活躍には目を見張るものがあります。戦後、個人作家として女性が陶芸の世界に関わるようになって以降、様々な表現が生み出されてきました。
特に、現在では「洗練されたシンプルで美しいデザイン」「過剰とも思える細かく華やかな装飾」この二つの作風において、男性作家よりも女性作家の活躍が目にとまるといっても過言ではありません。
陶芸産地や大学、研究機関などで育まれてきた高度な技術と、彼女たち自身の価値観や個性を大切にした表現の融合によって生み出される作品は、強い存在感を示し、陶芸界に新たな動向と影響力を生み出しています。
本展では、進化し続ける現代陶芸の世界と、素材と技法にこだわりをもちながらも自分らしさを大切にし、私たちと同時代を生きる彼女たちの造形表現の魅力をお楽しみいただければ幸いです。

粟田 尚子
Hypancistrus Zebra /Rio Xingu Brasil から2019
2015年
植葉 香澄
キメラ
2008年 当館寄託
大上 伊代
守り神
2016年
鈴木 美汐
(上 3 点)Lux 2016年
(下 4 点)Rosé series 2016年
須浜 智子
セラミック・プランツII
2015年 (撮影:南野 馨)
楢木野 淑子
双頭の牛の器
2013年
野村 佳代
象壺
2016年
藤井 実佳
女子力増殖マシーン
2014年
松岡 悠子
旅路
2011年
望月 美鶴
秘密
2014年
吉村 茉莉
紅酔
2016年
若杉 聖子
白磁花器
2012年
会期 | 平成28年10月19日(水曜日)から平成29年2月19日(日曜日) |
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会場 | 茨城県陶芸美術館 第2展示室 |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし,、祝日の場合は開館し、翌日休館。12月29日から1月1日休館、1月2日開館) |
観覧料 | 一般310[260]円/高大生260[210]円/小中生150[120]円 ※[ ]内は、20名以上の団体料金。 ※満70歳以上の方、障害者手帳、療育手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料 ※土曜日は高校生以下無料(長期休業日にあたる時を除く)。 |
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |

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掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月26日