陶磁ネットワーク会議共同企画展 やきものって何ダ?
展覧会案内
会期:平成27年1月2日(金曜日)~3月8日(日曜日)使って楽し、見て楽し! 陶芸五千年
日本には数多くのやきものの産地があります。これらの産地では、土地ごとに特徴のあるやきものが作られ、食のための器だけでなく、茶の湯など日本を代表する伝統文化の形成にも大きな役割を果たしてきました。また現代では、器という枠を超えて、やきものによる新たな造形表現が生まれています。
そこでこのたび、国内のやきものの産地である有田、萩、丹波、信楽、越前、美濃、瀬戸、笠間においてやきものを専門的に収蔵し展示・公開する美術館・博物館8館による共同企画展「やきものって何ダ?」を開催します。
本展では、この8館の所蔵品から約130点を厳選し、やきものがどのように作られ、どのように使われてきたのか、そしてやきもので何を表現してきたのかなど6つのテーマを設定し、紀元前3,000年頃に制作された縄文式土器から現代の作品までの五千年にわたる陶芸作品を紹介します。日本各地のやきもの美術館を旅した気分に浸りつつ、やきものの魅力を堪能していただき、みなさんのやきものに対する「なぜ? なに?」に少しでも答えられれば幸いです。
展示構成
- やきものを作る
- やきもので保存・調理する
- やきもので茶を楽しむ
- やきもので食を楽しむ
- 「うつわ」でありながら
- 「うつわ」じゃなくても
主な作品
板谷 波山
「彩磁八ツ手葉文鉢」
20世紀(大正時代初期)
茨城県陶芸美術館
加藤土師萌
「吹墨色絵水禽文大皿」
1963
愛知県陶磁美術館
初代 宮川香山
「浮彫蓮子白鷺翡翠図花瓶」
19世紀(明治時代前期)
岐阜県現代陶芸美術館
越前
「三筋文壺」
12世紀(平安時代末期)
福井県陶芸館
三輪壽雪
「鬼萩窯変割高台茶碗」
2006
山口県立萩美術館・浦上記念館
富本憲吉
「色絵金銀彩四弁花模様蓋付飾壺」
1956
兵庫陶芸美術館
有田(柿右衛門様式)
「色絵花鳥文六角壺(1対)」
17世紀後半(江戸時代前期)
佐賀県立九州陶磁文化館
リチャード・ショー
「ベースボール・ヘッド」
1998
滋賀県立陶芸の森 陶芸館
会期 | 平成27年1月2日(金曜日)~3月8日(日曜日) |
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開館時間 | 午前9時30分から午後5時まで(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日 [ただし、1月12日(月・祝)は開館/1月13日(火曜日)は休館] |
主催 | 茨城県陶芸美術館 |
企画協力 | 陶磁ネットワーク会議(愛知県陶磁美術館、茨城県陶芸美術館、岐阜県現代陶芸美術館、佐賀県立九州陶磁文化館、滋賀県立陶芸の森、兵庫陶芸美術館、福井県陶芸館、山口県立萩美術館・浦上記念館) |
後援 | 笠間市/朝日新聞水戸総局/茨城新聞社/NHK水戸放送局/産経新聞社水戸支局/毎日新聞水戸支局/読売新聞水戸支局 |
観覧料 | 一般720[570]円/高大生510[410]円/小中生260[210]円 ※[ ]内は、20名以上の団体料金。 ※満70歳以上の方、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 ※冬期休業期間を除く土曜日は高校生以下無料。 |
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅~友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
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車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
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掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月30日