企画展「青か、白か、-青磁×白磁×青白磁」
展覧会案内
会期:令和2年7月18日(土曜日)~10月18日(日曜日)三者三様、個性の全く異なる青磁・白磁・青白磁の名品が勢揃い
青磁釉をまとった「青磁」、白い磁土に透明釉をかけた「白磁」、白磁を透明な青い釉薬で彩った「青白磁」は、いずれも中国に起源をもち、長きにわたり人々を魅了し続けてきました。現代の日本でも多くの陶芸家が青磁、白磁、青白磁を手がけており、個性の異なるこの三つは、それぞれユニークな展開を見せています。釉薬と土が響きあって生み出される青磁の青か、光と影が多彩な表情を作り出す白磁の白か、それとも釉薬の溜まりがグラデーションとなって現れる青白磁の青か、作家たちは豊かに広がる青と白の世界の中で、どんな表現を編み出してきたのでしょうか。本展覧会では、近代の巨匠から現代の気鋭の作家まで約120点の作品を通じて、各々の素材や技法の特性を活かし、独自の道を切り拓いてきた近現代日本の青磁と白磁、青白磁の足どりをたどり、その魅力を伝えます。
会期 | 令和2年7月18日(土曜日)~10月18日(日曜日) |
---|---|
会場 | 茨城県陶芸美術館 地階企画展示室 |
開館時間 | 午前9時30分から午後5時(入場は午後4時30分まで) |
休館日 | 月曜日(ただし月曜日が祝日の場合は開館、8月11日(火曜日)・9月23日(水曜日)休館) |
主催 | 茨城県陶芸美術館 |
観覧料 | 一般730(580)円/満70歳以上360(290)円/高大生520(420)円/小中生260(210)円 ※( )内は、20名以上の団体料金。 ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳又は指定難病特定医療費受給者証をお持ちの方及び付き添いの方(ただし1人につき1人まで)は無料。 ※土曜日は高校生以下無料。 ※9月15日(火曜日)~21日(月曜日)は70歳以上無料。 |
主な作品
青磁 岡部嶺男 粉青瓷大砧
1969年 当館蔵
青白磁 加藤委 サンカクノココロ 2013
2013年 当館蔵
青磁 髙垣篤 茜青瓷-憧立
2005年 当館蔵
青白磁 八木明 青白磁入れ子鉢
2003年 当館蔵
白磁 竹内紘三 Modern Remains Avalanche
2014年 現代美術 艸居蔵
白磁 松村淳 (un)dynamic equilibrium
2019年 個人蔵
画像提供: 現代美術 艸居
※ 新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今後の状況により予告なくイベント等を延期・中止する場合がございます。変更の場合には、当館ウェブサイトにてお知らせいたします。
交通案内
電車 | JR常磐線で上野駅から友部駅(特急70分)友部駅から 「かさま観光周遊バス」(料金100円、定員36名)で20分。友部駅でJR水戸線に乗り換え笠間駅(9分)下車、笠間駅からタクシーを利用して5分。 |
---|---|
車 | 北関東自動車道、友部インターから10分、笠間西インターから15分。 常磐自動車道、岩間インターから25分、水戸インターから30分。 |
駐車場 | 笠間芸術の森公園北駐車場(300台)をご利用ください。 |
このコンテンツに関連するキーワード
掲載日 令和3年7月1日
更新日 令和3年8月27日